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これは使えると思い、彼氏が来たと伝えた。そしたらなにも言わずに屋上から出ていった。
しばらくして覗き見していた生徒が入ってきた。
顔は至って普通。可もなく不可もなく。
その生徒は伊藤と名乗ってきた。興味のないものほど、どうでもいいと思うものはない。
その伊藤君から興味深い話を聞いた。この学校には三大美女と呼ばれている人達がいると。
そしてその内の一人が私だと。聞いた直後の感想はなぜ?だった。
なぜ三人も美女がいるのか。私一人じゃダメなのかと。
それだと三人は同格みたいだ。それは違う。私が一番の美女だ。
確認してみたい。他の二人がどんなものなのかと。
私は他の二人とは面識がないので、伊藤君に案内をお願いした。
最初は複雑な顔をしていたが、すぐに納得してくれた。
男なんて単純。みんな可愛い子には弱いのだ。
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