果実が甘すぎたようで

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そうとしたらじっとしてられない 僕は全てをほっぽりだし開発に没頭した。 僕が持っている全ての知識、全ての技術を総動員し この機械に人生をかけたのだ。 …これができたら 世界中の願いが叶えられて、人々は幸せになるだろう 人が人を傷つける無意味な事は起こらなくなる。 そうすれば人々は僕をこう崇めるだろう “カミサマ”と 甘い果実の匂いのような 考えが脳裏によぎり さらに僕は開発に没頭した。
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