始まりの日。

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始まりの日。

「葉月准さま」 「この手紙を読んでるってことは 大体私の身に更になにか 有ったんだろうなと思います。 見くびらないでね、 確かに数学とか理系は 超がつくほど苦手だけど 自分の行き末くらい ちゃんと想像出来るんだから! まずは准ちゃんを褒めます。 今までよく私のお世話を 頑張りました! 今読んでる准ちゃんは、 きっと手紙を書いてる時より ヘとへとじゃないかな? お礼に准ちゃんの頭を なでなでしてあげましょう!笑 ねえ、こんな私 昔からは全然想像出来ないよね あの頃の私は弱音吐いては 准ちゃんのこと困らせて.... 『あの日』が来るまでは 私、ずっと...
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