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チンピラくんさえまばらになってくるほど細く暗い道を抜け、現れたのはボロボロの漆黒の扉。
この街でうちのギルドの息がかかっている専門店である。
うちのギルドは盗賊ギルドではない。
わたしは職業盗賊。を名乗っているが実際のとこやっているのは、傭兵護衛配送などなど・・・etc。
まぁなんでも屋さんみたいなギルド。
ちょ~っとばっかし名が知られて・・・・。
いぁ・・・かなり裏では知られている。
キィ。
わたしは漆黒の扉を押し開ける。
扉を開けると、右に剣類。左にタリスマン。魔法道具。奥には書籍や薬草品などなど。
さまざまな物が所狭しと並べられている。
「おっちゃ~ん?いる~?」
奥にあるこじんまりしたカウンターに声をかけるわたし。
するとカウンターの奥から身の丈50センチほどのちっちゃぃおっちゃんがでてくる。
まぁ属にいうホビットである。
が、このおっちゃんたぶんホビット・・・・。
本来ホビットでも身の丈120センチほどなのだが・・・。
異様にちっこい。
本当は何の種族なのか・・・。
しかし、ちっこいおっちゃんの事をいちいち考えてもラチがあかないので考えるのをやめるわたし。
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