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チッ!と舌打ちし、こっちを睨み付ける側近くん2名。
側近を制した親玉ちゃんが再度話し出した。
「ティナさん。もう1度いいますが・・・国を潰してくれ!なんてことは言わねぇ!俺らが平穏との対価に支払った金品をとりもどしてほしいんだ!」
と、親玉ちゃん。
平穏との対価とか盗賊の親玉が言うか?とか思いつつ私は考え込むフリをする。
「どうだろう?ティナさん手伝っていただけますか!?」
なんの因果かギルドは私をこいつらに紹介した。
いぁ・・・まぁ因果はあの人だろうけど・・・。
わかってるんだけど~・・・乗り気がしない・・・。
「こ・・・」
わたしは重い口を開く。まだお茶菓子食べようとしてるけど。
「断っちゃダメかな?」
きょとん!となる親方ちゃん。そしてとんでもないこと?を口にする。
「もし・・・断られた場合は・・・報告することになりますが・・・。」
なっ!!!
「報告って・・・・わたしのギルドに?」
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