ep1

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チッ!と舌打ちし、こっちを睨み付ける側近くん2名。 側近を制した親玉ちゃんが再度話し出した。 「ティナさん。もう1度いいますが・・・国を潰してくれ!なんてことは言わねぇ!俺らが平穏との対価に支払った金品をとりもどしてほしいんだ!」 と、親玉ちゃん。 平穏との対価とか盗賊の親玉が言うか?とか思いつつ私は考え込むフリをする。 「どうだろう?ティナさん手伝っていただけますか!?」 なんの因果かギルドは私をこいつらに紹介した。 いぁ・・・まぁ因果はあの人だろうけど・・・。 わかってるんだけど~・・・乗り気がしない・・・。 「こ・・・」 わたしは重い口を開く。まだお茶菓子食べようとしてるけど。 「断っちゃダメかな?」 きょとん!となる親方ちゃん。そしてとんでもないこと?を口にする。 「もし・・・断られた場合は・・・報告することになりますが・・・。」 なっ!!! 「報告って・・・・わたしのギルドに?」
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