ep1

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コクリ。と頷く親玉ちゃん。 それはまずい。非常にまずい。なんとしてもそれは避けなければ!!! わたしの防衛本能が言う。 ここは受けとけよっ!!!って・・・。 「ぢゃぁ・・・受けるけど・・・条件があるわっ!!!」 「受けていただけますかっ!?で・・・条件とは?」 「決行は1週間後!あんたんとこの下っ端を王宮の厨房に送りこんどきなさい!あっ!バカはダメよバカは!そこそこ使えて媚びへつらえれるヤツね!上司に気にいられそうなやつ!で報酬に取り戻した物の半分をいただくわっ!」 わたしの言葉に考え込む親方ちゃん。 しかし側近くん達には耐えがたかったようで・・・ 「もぉ我慢できねぇ!!!」 親方ちゃんのソファーとわたしのソファーの間にあるテーブルを蹴り飛ばし斬りかかって来た! 瞬間!私は左の手で腰に刺してあるダガーを抜き放つ。 きんっ!きんっ!きんっ!きんっ! カラン!カラン!カラン!カラン! 側近くん2名が繰り出した斬撃は届かず。切りかかった鉄の剣が見事に切断され床へと落ちる。 静止する側近くん2名。 「なにが我慢できないのかな♪」 にこやかな笑みを浮かべて問う私。 青くなる側近君たちそして親玉ちゃん。
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