ep1

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親玉ちゃんの店をでたのはそれから大体1時間後くらいだった。 後にこの店に伝説として伝えられることとなるフードファイターティナの名をわたしはしるはずもない。 「さて・・・いろいろ準備しなくっちゃぁねぇ・・・。」 店をでて大通りを歩くわたし。 どこもかしこもあまり客付きはよくないようだ。 親玉ちゃんのいっていたとおり街の状態はかなり悪いようだ。 観光客や市民より傭兵や王宮兵士のほうが目に付く。 大通りから1本道を外れるわたし。 準備。である。 大概、魔法ショップや人には言えないあ~んな物やこ~んな物を売っている法にギリギリひっかからないよ~~~。って店は大通りにはない。というかむしろ引っかかってるけど隠れて営業してますよ~。っていう店が私の目当てだ。 裏通りにはいるとどっからどう見ても僕は三流のチンピラです!っていう人たちがたむろしている。 「ぉ!お壌ちゃん!こんなところを一人で・・・・・すっ・・・すいませんでしたぁ!!!」 はて?親玉ちゃんの声が行き届いているのか? まぁいいや。と気にもとめずさらに奥へと裏通りを入っていく。 以前きたことがあるのだ。この街は・・・そしてお目当ての店はあそこ。
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