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親玉ちゃんの店をでたのはそれから大体1時間後くらいだった。
後にこの店に伝説として伝えられることとなるフードファイターティナの名をわたしはしるはずもない。
「さて・・・いろいろ準備しなくっちゃぁねぇ・・・。」
店をでて大通りを歩くわたし。
どこもかしこもあまり客付きはよくないようだ。
親玉ちゃんのいっていたとおり街の状態はかなり悪いようだ。
観光客や市民より傭兵や王宮兵士のほうが目に付く。
大通りから1本道を外れるわたし。
準備。である。
大概、魔法ショップや人には言えないあ~んな物やこ~んな物を売っている法にギリギリひっかからないよ~~~。って店は大通りにはない。というかむしろ引っかかってるけど隠れて営業してますよ~。っていう店が私の目当てだ。
裏通りにはいるとどっからどう見ても僕は三流のチンピラです!っていう人たちがたむろしている。
「ぉ!お壌ちゃん!こんなところを一人で・・・・・すっ・・・すいませんでしたぁ!!!」
はて?親玉ちゃんの声が行き届いているのか?
まぁいいや。と気にもとめずさらに奥へと裏通りを入っていく。
以前きたことがあるのだ。この街は・・・そしてお目当ての店はあそこ。
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