30まで

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そんなコトは俺がさせねェ 今はそんなでも お前侍だったんだろ・・・・・・・・・ 剣心も侍 お前も侍 だから違う信念のもと 闘えば死んでも承知のはず・・・ なのになんで お前は右手一本で済んだとよしと出来ねェ!! 侍が侍を恨む道理なんてねェはず! 誇りがどーの 時代がどーの・・・ 侍が口にしてわめいても そんなの空しく響くだけ 侍なら拾った命で新しい時代にこれから何を為すか考えろ! 剣心はずっとずっと人を守って闘ってきた! お前は失くした右手に弾を仕込んで暴れただけで残った左手でいったい何をしてきた!! それでも まだ闘るっていうならこれで左腕同士! もう一度俺が闘ってやる!! るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚― 明神弥彦 第二百二十六幕「侍から士族へ」
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