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暫くそんな感じでほわっとしていたが、ヘルが泣き止む気配は無い。
ううむ……
兄として頭を撫でてやる位はしてやりたいが、この姿じゃ無理だな。
……あっ!
俺も二人みたいに人型になればいいじゃん!
フェンリルの知識にもやり方とかあるし。
藤『なぁ、ヘル。ちょっとだけ離れててくれないか?』
ヘル「??…グスッ……わかったわ。」
渋々とだったが、ヘルが俺から離れてヨルの横まで下がる。
ヘルが離れたと同時に俺の全身を蒼い光が覆い、徐々に小さくなっていく。
光がおさまると、そこには人型になった俺が二人の前に立っていた
全裸で。
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