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まあ、それは置いといて。
俺は、いまだに俺を見ているヘルの頭を撫でる。
ヘル「ふわ!///
あ、…兄様?……私は兄様って呼んでも良いの?」
わお、上目遣いぱねぇっす
藤「ああ。もちろん。」
俺が笑顔で言うと、ヘルも満面の笑みで返してくれた。
可愛いです。
ううむ……シスコンになりそうだ。
藤「……さーて、そろそろ俺もお仕事しないとな。」
その為に俺は転生させられた訳だろうし。
撫でるのを止めると、ヘルにとても名残惜しそうな顔をされた。
ヘルよ……今更だがそんなキャラだったか?
ヘル「もう……行ってしまうの?」
藤「ああ。そうだな。
フェンリルになったからか、あちこちの世界に大分ガタがきてるのが分かる。
俺は "秩序" の管理者として、コレをどうにかすりゃいいんだろ?」
ヨル「その通り。さすが兄さm……兄さん…。」
俺が あぁん? みたいな顔をしたら、呼び方を変えてくれた。
ま、妥協してやろう。
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