‡開戦‡

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帝国東領 さて、ここの騎士隊も撤退(言うてももう領内に侵入されてるけど)して王国兵が暴れてるからさっさと終わらそ。面倒やし 因みに俺は今前衛じゃ無く後衛に徹してる ミッシェル曰わく 「敵かも知れない人を領内に出せませんから」との事 まぁ後衛でも問題ないから良いけどそろそろミッシェル黙ろうか? ミッシェル「それがあなたの武器ですか?」 「ソラな。名前」 ミッシェル「あっ!はい。ソラさん。で、それがソラさんの武器ですか?」 「俺の武器の一つ。遠距離から詠唱も何も無しに敵を行動不能に出来る」 ミッシェル「凄い魔武器ですね」 「俺は魔武器持ってない」 ミッシェル「えっ!?ならそれは?」 「魔武器以外の強力な武器。でも俺と俺の兵以外が持つと跡形も無く消失する様に成ってる」 ミッシェル「どういった原理ですか?」 「それは秘密」 ミッシェル「そうですか」 「敵発見」 ミッシェル「え?」 バン! カシュン……カランカランカラン………カシャ バン! カシュン……カランカランカラン………カシャ ミッシェル「い、今のは!?」 ミッシェルに双眼鏡を渡し次の敵を見させ、また撃つ バン! カシュン……カランカランカラン………カシャ ミッシェル「す、凄いですね」 ミッシェルは戦場を知らないんだろう。顔真っ青だ
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