お伽の国の貴族達

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「あの人かな?」 「………」 「ミラージュ?」 「美しい!!赤ずきんちゃん!!…いや、待て 似ているが……ブツブツ」 「…うるせぇ!!」 そんなやり取りをしているうちに、女性がこちらに気がついた 「あのっもしかしてビーストノーブルマンの方ですか?」 「はいっ!!我々が来たからには心配無用!!何でも解決します!!」 ミラージュは女性の手を握りながら言った… 「まあ!!頼もしいですわ…私はミレイと申しますミカサ…赤ずきんの姉ですわ」 「へぇ…お姉さ…「お姉様でいらっしゃいますか!!」 「………(怒)」 「ええ…実は狼達が、暴れていて 皆安心して寝られません…ミカサ1人で 狼を退治していましたが、最近は数が増えて、1人ではどうにも…そこでビーストノーブルマンの方にお願いを」 「そうでしたか…ところで赤ずきんちゃんは」 「ここにいるよ!!」 声と共に赤い影が舞い降りた… 白銀の髪をなびかせ、サファイア色の瞳が二人を見つめている 「貴方達がビーストノーブルマン?」 桃色の唇が紡ぐ声音はまるで天使n…グホォ!! 「すいません赤ずきんさん↑のミラージュの独り言は気にしないで下さい」
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