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「ぁ~…はいはい。起きればいいんですね~……おい。着替えるから、部屋、出てけよ。」 「なに今更恥ずかしがってるのよ。恥ずかしがるのは彼氏の前でだけにしなさい。…フフっ。」 「誰に彼氏がいんだよ!!…もーいー…このまま飯喰うから…」 ニヤニヤ笑ってゆうな… 発言内容といい、表情といい、恐すぎるだろ!!!! リビングに行くと、母さんと父さんが席について待っていた。 「おはよう。凌央」 「おはよう。凌央ちゃん…ってアラ。まだパジャマのままなの?」 ダラダラなんて言葉は無縁だろう母さんが、パジャマ姿の俺を見て眉をしかめてる。 「おはよ……愛莉が急かすから仕方なかったんだって…」 「アタシのせいにしないでよ。優しく起こしてやっただけ有り難いと思いなさい。」 嘘つけぇぇぇぇぇっ!!! 蹴りおとして起こす行為のどこに優しさがある?! 俺はMぢゃねぇぞ!!! .
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