5人が本棚に入れています
本棚に追加
「ぁ~…はいはい。起きればいいんですね~……おい。着替えるから、部屋、出てけよ。」
「なに今更恥ずかしがってるのよ。恥ずかしがるのは彼氏の前でだけにしなさい。…フフっ。」
「誰に彼氏がいんだよ!!…もーいー…このまま飯喰うから…」
ニヤニヤ笑ってゆうな…
発言内容といい、表情といい、恐すぎるだろ!!!!
リビングに行くと、母さんと父さんが席について待っていた。
「おはよう。凌央」
「おはよう。凌央ちゃん…ってアラ。まだパジャマのままなの?」
ダラダラなんて言葉は無縁だろう母さんが、パジャマ姿の俺を見て眉をしかめてる。
「おはよ……愛莉が急かすから仕方なかったんだって…」
「アタシのせいにしないでよ。優しく起こしてやっただけ有り難いと思いなさい。」
嘘つけぇぇぇぇぇっ!!!
蹴りおとして起こす行為のどこに優しさがある?!
俺はMぢゃねぇぞ!!!
.
最初のコメントを投稿しよう!