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しかし、俺は賢いのである。ここで反論すれば、倍になって返ってくるのは、日頃の経験で身に染みて解っているからな。
「……………」
ヌルーだ。
無視して椅子に座る。
俺が反論しなかったのが良かったのか、愛莉もそれ以上なにも言わず、席につく。
「さて。可愛い愛莉が作ってくれた朝ごはんが冷めてしまうのは惜しいが…2人に大事な話があるんだ。」
妙に改まって、父さんがきりだした。
大事な話…?
なんだ?父さんの隠し子でも見つかったのか?
それはないかwww
このオシドリ夫婦の仲の良さは筋金入りなのだ。
子供の前でも、平気でイチャイチャするから、こっちが気を使って見ないフリするのが日常的だ。
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