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放課後、私はナイトに声をかけられた。
「水島~!友達になったぞ~」
はやっ!!
「すごいね、ナイトは」
ナイトが聞いてきた内容は以下の通りだった。
1.蔵久に彼女はいない(・∀・)ニパ
2.友達いないから暇してることが多い
3.あだ名はザク
4.三人で明日買い物へいく約束をした……!!?
うれしかったり、驚いたりで私は爆発しそうだった。
「あしたっ、買い物っ?」
「そ、三人で」
「一緒に本でも買いにいかないかって誘ったら、いいよってさ」
そんな…
「私っダメだよ、そんな、向こうは私の名前も知らないのにっ」
不安がる私にナイトは力強く言ってくれた。
「逃げてちゃ何も始まらないだろ?大丈夫、おれもいるからさ」
「う、うん」
「ありがとうナイト」
「いいってことよ!んじゃあまた明日な~」
ナイトは手を振りながら、学校の外へと消えていった。
なんでナイトは出会ったばっかりの私に優しいのだろう…。
そこが気になったのだけど、もう私の頭の中は明日のことでいっぱいだった。
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