序章

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語り・天王寺瑚太郎 …俺たちの戦いは終わった …と言ってもどの世界での戦いに関しても言っているのであえて世界の固定はしないでおこう。 鍵である篝を見捨てて逃げてしまったりしたこともあれば、俺の力不足で世界の破滅を防ぐことができなかったこともあった。 そうかと思えば、強大な魔物を倒して二人で結婚したり、一人の女の子の運命を救うことができたり…ということもあった。 俺の気に入っている世界はもちろん、対立しているはずのガイアとガーディアンの面々が力を合わせて加島桜と戦った世界だ。 あの時は学校でオカ研やっててよかったってホント思った。 …ああ、俺って語り下手だな いつの間にか自分の思い出話しになってるや… そんな俺が今どこにいるかと言うと、全ての世界とは切り離された一つの空間だ。
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