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篝
「コホン… ところで瑚太郎はアニメとかを見る人ですか?」
瑚太郎
「アニメ? …ああ、俗に言うヲタかどうかって話か? 俺はあんま見たりしな………」
篝
「では、アニヲタの瑚太郎に…」
瑚太郎
「人の話を聞けぇぇぇぇ!!!!」
篝
「うるさいですよ瑚太郎… せっかく篝ちゃんが得策を話そうとしているのに」
瑚太郎
「…はぁ、もうヲタでいいよ…」
篝
「魔法、能力… そんな通常生活では絶対に見ないような特技を持った人間は瑚太郎の見てきた人々が全てではありません。 それこそアニメのように多種多様にあり、その世界で上手く生きていけるように人々はそう言った特技を必死で身に着けていくものです…」
瑚太郎
「篝は話が難しいんだよ… ようは俺の知らない世界では魔法があったり、能力者がいたりするってことだろ?」
篝
「そうなります。そして、全ての世界の中で最も強い人間… いわゆる最強の戦士とも言える人物を、篝ちゃんは風祭に送り込む事にしました。」
瑚太郎
「なるほど… 一番強い奴連れてきて、そいつに何とかしてもらおうという魂胆か…」
(心:めっちゃ人任せ!)
篝
「今はまだ、世界が崩れているという影響は風祭には出ていないもの、これから100%の確率で風祭にも影響が出てくるでしょう… それが彼の役目であり、貴方の役目でもあるのです…」
瑚太郎
「…えっ!?俺!?」
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