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確保情報はメールで通知。
「『維新黒羽 確保 残り11人』……あのクソオヤジが!!」
「お、オヤジ?さっきの人どうみても自分らより年下っぽかったっすよ?」
――
逃走中の為に用意されたステージは、三階まである巨大ショッピングモールと二階建の別館、そして外の駐車場。
上下、横と迷路のような通路が広がっている。
その広さ、およそ東京ドーム6個分。
この中を、残る11人が逃げ回る。
制限時間は80分。
逃げ延びた逃走者は、自らの望むSSを獲得出来る。
ただし、エリアには4体のハンター。
捕まれば即終了。
SSは、書いてもらえない。
――詩音視点――
「……無人のショッピングモールか……曲がり角が緩やか且つ見渡しが良すぎるから見つかればほぼゲームオーバーだな……」
現在更新中でありSNACKゴリ作品の中でNo.1の人気を誇る『王道の天敵』主人公。
湯浅詩音。
「……虹と別れたか……まぁいいや。とりあえず良い潜伏ポイントを探さないと……」
小説と同じように、その勢いを持続させることは出来るのか。
――柚、虹視点――
「ずいぶん珍しい髪の色ね?」
「貴女にだけは言われたくないわ」
――灯、菜々美視点――
「と、とりあえず最初は捕まらなくてよかったよぉ……」
「……うん!こっちは大丈夫みたい!!」
2人で周囲を見渡しながら進む『強制ハーレム契約』のヒロイン。
『ハンターどうでしたか?』←スタッフの声
「あの時はたくさん人がいたから怖くなかったけど……」
「うん……あはは……今は足が震えちゃってる……」
早くも、ハンターの恐怖に飲み込まれているようだ。
――亜罪視点――
「みぃぃ……ハンターを実写でスケッチしたかったのです……」
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