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身長140cm台(本人談)のこの女のターンはまだ続く
「さっきも言ったけど言い過ぎよ。完全に心を粉砕しに行ってる口調じゃない。灰斗みたいな絹豆腐並の粕メンタルに耐えられるわけないでしょう?」
「口調のキツさは認めるけど、それほど言ってねぇよ」
「なら、質を下げて量を増やしなさい」
「そういう問題じゃないだろ!?そもそも人の心を折りにいく前提で話s」
「「お前は黙ってろ」」
「おい!」
「邪魔しないで」
「……はい」
伊月は灰斗の横槍と心をへし折り、灰斗に侮蔑の視線を送ると、俺に向き直った
「……それほどの威力ってことよ。あと、口答えするなら身長寄越してからしてほしいわね」
「牛乳でも飲んでな
さて……そろそろ行かねぇと。じゃあな」
「えぇ。さようなら」
階段を降りる前にもう一度振り返って見ると、今度は灰斗があのボディーブローを喰らって引きずられていた。ザマァwww
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