secand period

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 「先生、俺……先生のこと好きです」  さすがの魅織でも、この意味をきちんと飲み込むのには時間がかかった。 「えっと………他をあたってください」 「先生がいいんです」 「私は教師です」 「だから何ですか?」  一歩も譲る気がない恭弥に、魅織は小さくため息をつく。  恭弥は、魅織の顔を見て、自信たっぷりに言う。 「先生、俺にホレてください」  小さく息を吐いた魅織は、そんな恭弥ににっこり笑って言う。 「バカ? あんたバカなの?  生徒と恋愛する教師がどこにいんのよ。  さっさと手を離して」 「イヤですけど」  魅織は盛大にため息をつくと、感情も込めず、冷たく言い放つ。 「ガキに興味は無い。  それ以上に興味ねぇのは色恋だよ」
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