secand period

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 そう言い放つと、魅織は恭弥の手を無理やり振り払って出て行った。  残された恭弥は、魅織が出て行った扉を見つめ、呟く。 「俺、諦め悪いんですよ。  絶対、俺にホレさせてあげます」  そう言うと、恭弥もまた、扉から出て行った。  職員室に戻った魅織は、先程のことなど忘れてしまったように見える。  実際、どうでもいいと思っているのかもしれない。  そんな時、高等部2年の英語担当である教師が話しかけてきた。 「帰りがずいぶん遅かったですけど、何かあったんですか?」 「生徒から告白されていました」  それを聞いた周りの教師たちは、持っていたプリントや教材を床にぶちまけた。  次の瞬間には、魅織の周りを取り囲み、口々に言う。 「それで、どうしたんですか?」 「まさか、相手の機嫌を損ねたりはしていないでしょうね!」 「こちらが訴えられてしまったら、責任は鬼堂院先生に取ってもらいますからね!!」
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