手紙の差出人。
2/9
読書設定
目次
前へ
/
103ページ
次へ
「紗智先輩、好きです」 ここは屋上。 見ての通り、今俺は告白をされたようだ。 太陽の光に浴びても黒々とした艶やかな黒髪。 長い睫毛で縁取られた大きな二重の瞳は黒曜石の如く美しい。 真雪のように肌は白く、 薄い唇はまるで紅を点したかのように赤い。 まるでおとぎ話に出てくる白雪姫が本から飛び出してきたかのような男だった。 ――男だった。
/
103ページ
最初のコメントを投稿しよう!
473人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
572(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!