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「…俺、男なんだけど…」
「僕をお嫁にしてください」
「(話聞いてる…?)
俺、男。お前、男。
というわけで、断固拒否!」
「案外、器の小さい男ですね。
そんな小さな壁、僕がぶち壊してあげるから安心して!すぐに薔薇色の人生を手に入れさせてあげる!拒否権はないから。あなたは僕のもの。もう逃がさないからね!」
俺の顎に指を当てて妖艶に微笑む男。
「というわけで、僕をお嫁にしてね!」
「…っ…どういうわけで!?」
ここから俺の奇妙な生活が始まったのだった…。
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