一回目

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ただ、それだけ記憶がないにも関わらず、確かなことが1つだけあった。 いつの間にか視線の先にいる人間。俺はあいつを倒さなければいけない。 理由は不明だが、そんな気持ちが湧いてくるのだった。 そしてあいつも間違いなく反撃してくる。感覚的にそれが分かった。 そして最も重要な攻撃手段。それだけは何故か覚えていた。 さて、やるべき事はやらなければいけない。 一般教養レベルの知識と攻撃手段、この2つであいつを倒す。
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