ポリスラブ

１

タタン・・・タタン・・・ガタン・・タタン・・・

満員電車・・・
胸糞悪いことに
ここには必ずって言える程痴漢がいる。

今も隣にいるおっさんがあたしと同じ位の年の女子高生を
餌にしてやがる・・・

「ぅ・・・っ・・」

女子高生が必死に声を抑える。

ぶちっっ

環「ぅおいコラおっさん！！！」

あたしはおっさんのてを引っ掴んでどなった。

「！！？」

環「てめェ！！んなしょーもねー事してんじゃねーよ！！！」

「な　　なんなんだ君は！！私は何もっ」

環「嘘こけ」

『間もなく終点、終点でございます』

終点の放送がなってドアが開いた瞬間にあたしはおっさんを外に放り投げた。