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唇が離れて、太陽はその熱を保ったままあたしの首筋へと移動した。
ビクッ…
身体が敏感に反応する。
嘘…待って?
……あたし…まだ……
クスクス…
首筋にかかる熱のこもった息。
…?!
「身体…ガチガチ」
……あっ
バレてる。
「力…抜いて?」
覗き込んできた彼の瞳にはまだ熱は宿っていたけれど、優しい色も浮かべていた。
「あの…えっと…」
何をどう言ったらいいか分からない。
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