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奏さんが消えたドアの向こうに、チラッと見えたのはベッド。
へえ…寝室なんだ…
なんて考えてると、さっきの口づけのことが思い出されてきて…
うわぁ………
瞬時に熱くなる頬と、速くなる鼓動。
どうにも落ち着かない。
こんなに早く、気持ちを伝えるなんて思ってなかったもの。
それに…ずっと前から…
奏さんはあたしを見ていてくれた。
あたしが気付くのを待っていてくれた。
こんなにも嬉しいことなんだ。
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