ひとときの幸せ

3/4
前へ
/337ページ
次へ
『あのな…俺…加奈の事…諦めたから‼』 ……驚いた。 びっくりした。 まさか諦める事ができたなんて… 「えっ?諦めたの?何で?」 『何でって…まぁ、もぉいっかな?みたいな?』 「もぉいっかなッて💧なんだそれ💦」 『それに…』 「それに?」 『好きなやつできた!』 …またまた驚いた。 でも嬉しかった。 加奈の事諦めたんだ。 それだけで嬉しいのに… 加奈以外の人を好きになるなんて… この時の私は母親になった気持ちだった。 「好きな人?!すごいじゃん!!誰!?」 そう言うと勇希は私を指差して 『ん』 「えッ💦」 私が焦ってた。 あたし……? そんなわけない。
/337ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1529人が本棚に入れています
本棚に追加