どうする01

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「ここは、おまえ達の世界じゃない。  まぁ、本当は認めたくはない。  だがな。  おまえ達が他所の世界から来たのは、魔法と言う物を見せられているから、認めよう。  その上で、言う。  熊などはいるが、魔獣などは、この世界にはいない。  猛獣もいるが、一定の地域のみに生息する。  だから、滅多に猛獣にも出会わない。  恥じらいがあるなら、少し隠れてから着替えるように」 そう、促す。 3人は真っ赤になると、木陰に隠れて着替え始めたようだ。 まぁ、見えないが、衣擦れの音はするからな。 馬鹿2人は、それで興奮している。 聖子さんと桜さんが、軽蔑したような目で見ているのに気付かないようだな。 馬鹿め。 勇者とイケメンも普段着を持っていたようで、着替えている。 こちらは隠れずに、道で堂々とだ。 聖子さんと桜さんは赤くなって、後ろを向いている。 女性に対する気遣いなしだな、おい。 一行が着替え終えて集まる。 少し奇抜な服装だが、まぁ普通とも言えるレベルだ。 ただ、金髪に銀髪、白髪は良い。 しかし、ピンクと緑の髪と目はなぁ… あれって地毛なんだろーねぇ。 俺は困って、巨乳女とツンデレ女を見る。 「な、何よ。  何か文句でも?」 ツンデレが、戸惑って言う。 俺は、溜息を吐いてから告げたよ。 「この世界には、ピンク色の髪と目を持つ者はいないし、緑色もだな。  それだけで、かなり目立つぞ」
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