どうする01

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一行を包んでいた光が消える。 すると… 全員が、黒目黒髪になってました。 へぇ~っ。 これも、魔法なのかねぇ。 まぁ、外見は大分、一般的になったといって良いだろうな。 さて、これで、俺達は… 「ふむ。  色々と済まんな。  後、ギルドが何処にあるのか、知りたいのだが。  無論、討伐ギルドか、ガードギルド、もしくは、傭兵ギルドをお願いしたい」 そんなことを、言い始めた。 なんだぁ、それ? 後ろで翔太達が、「ギルド、キタァァァッ」って、喚いているけど…無視だな、無視。 「この国には、ギルドなどないぞ。  大体だ。  戦争もないから、傭兵もいない。  討伐や護衛も、不要だな」 そう告げると、不思議そうに尋ねてきた。 「それでは、どのようにして金を稼いでいるのだ?」 俺は面倒に思いながら、この世界の仕組みを教える。 「ふむ。  この国は平和だから、戦い系の仕事はないと…  あっても、軍に入り従軍すれど、戦いもないか…  ちなみに、これを売ると、どうなる?」 そう言って、金貨と宝石を、ボックスと呼んでいた物から取り出している。 これは売れば、結構な額になるだろう。 だが、何処で売るかだがな。 「金貨や宝石は、高値で売れるかもしれない。  だが、何処で売るかが、問題だな。  買い叩かれる恐れもあるからな。  それより、地道に働く場所を探した方が良いと思うが?」
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