どうする01

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それを見ていた桜さんが、ドコかへ電話している。 そして、勇者一行へ告げた。 「私の叔父が経営している店で住み込みを、2人募集しているわ。  1人はコック、1人はウェイトレスね。  料理は、ある程度の基礎知識があれば良いらしいのだけど…  料理できる人っている?」 勇者一行に、料理人って… 「ふむ。  俺は、趣味が料理なので、多少は作れるが…  こちらの料理は知らんぞ」 はい、勇者入りましたぁっ。 って、マジでぇ!? 「ウェイトレスなら、バイトでしたことがあるわ。  ケインを1人にすると何するか分からないから、私が行くわね」 巨乳ちゃんが行くか… そうですか。 ………んっ!? 「ちょっと、待て」 「何よ」と、ツンデレ。 「いやな。  異世界って、俺達と同じ言葉を話すのか?  てか、何故、普通に話してる?」 そうだよ。 外国でも言葉が違うのに、異世界だろ。 何故、言葉が通じる? 「アンタ、馬っ鹿じゃない?  私達は全員、国が違うから、別々の言葉を使ってるわよ。  でも、それじゃぁ、意思の疎通ができないでしょ。  だから、言葉を認識して自国語に変換する魔法を、使用しているのよ。  だから、話が通じるの。  文字も、同じように変換するから、大丈夫ね。  ただ、私達が書いた文字は、アナタ達には読めないわよ。  この認識の魔法は、個人個人にしか掛けれないし、掛かった人にしか効果ないからね」 な、なるほどなぁ。 じゃぁ、この世界の事務仕事は、無理だな。
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