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今日は、みんなと休みを合わせ、久々のハイキングだ。
悪友の翔太と亮、翔太が狙っている聖子さん、その友達の桜さんとな。
色々と談笑しながら、のんびりと山を登っているところさ。
森林浴って、ヤツだな。
そんな中、翔太がお約束の歌を、歌い始める。
「あるぅ日、森の中…」
「やめいっ!」
゙パシィ゙
俺は、翔太の頭を引っ叩いて止める。
「てぇ~なぁ」
「縁起でもない。
本当に熊が現れたら、どうするんだ!」
まったく。
まぁ、そんなことは、ある筈ないだろう。
けど、森の中で歌って欲しくない歌ではある。
「なんだよ。
なら、熊じゃなけりゃ、良いだろ」
そんなことを、のたまう。
「まぁ、良いだろ。
で、どんなんだ?」
翔太が、ニヤリと笑い言う。
「まぁ、まぁ。
熊、以外でな」
そう言って、歌い始めた。
「あるぅ日」
「あるぅ日」
亮がハモル。
んっとに、こいつらは…
聖子さん達も苦笑いだな。
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