どうする01

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今日は、みんなと休みを合わせ、久々のハイキングだ。 悪友の翔太と亮、翔太が狙っている聖子さん、その友達の桜さんとな。 色々と談笑しながら、のんびりと山を登っているところさ。 森林浴って、ヤツだな。 そんな中、翔太がお約束の歌を、歌い始める。 「あるぅ日、森の中…」 「やめいっ!」 ゙パシィ゙ 俺は、翔太の頭を引っ叩いて止める。 「てぇ~なぁ」 「縁起でもない。  本当に熊が現れたら、どうするんだ!」 まったく。 まぁ、そんなことは、ある筈ないだろう。 けど、森の中で歌って欲しくない歌ではある。 「なんだよ。  なら、熊じゃなけりゃ、良いだろ」 そんなことを、のたまう。 「まぁ、良いだろ。  で、どんなんだ?」 翔太が、ニヤリと笑い言う。 「まぁ、まぁ。  熊、以外でな」 そう言って、歌い始めた。 「あるぅ日」 「あるぅ日」 亮がハモル。 んっとに、こいつらは… 聖子さん達も苦笑いだな。
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