1881人が本棚に入れています
本棚に追加
/221ページ
「森の中」
「森の中」
「異世界人に」
「異世界人に」
「出会ぁあった」
「出会ぁあった」
なんじゃぁっ！
そりぁっ！
聖子さん達も呆れて…
ﾞドォォォォン！ﾞ
いきなり、前方で爆音が轟く。
「空間の狭間へ落としやがってぇっ！
あの、クソ魔王ぅぅぅがぁぁぁぁっ」
なんて、叫んでいる男がいた。
何処から現れた？
ってか、痛い格好なんですけど。
鎧に兜、マントに青く濡れた剣を持っている。
西洋の騎士みたいな格好だな。
良く、あんなコスプレ、するもんだよ。
明らかに、危険人物だ。
迂回路って、あったけか？
聖子さんと桜さんも警戒している。
当たり前だよな。
だが…
翔太が興奮して叫ぶ。
「ヤッフゥーッ。
第一異世界人、キタ、コレッ！」
「マジかっ！
魔王ってたから、勇者じゃん。
ベタだ、ベタ」
訳の分からないことを言いながら、翔太と亮が盛り上がっている。
最初のコメントを投稿しよう！