どうする01

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なんて思いながら移動していると… 「お~い、トッシィー  置いてくなよぉぉぉっ」 そんなことを喚きながら、2人が合流してくる。 向こうで、自称勇者一行が話している声が聞こえる。 「ふむ。  行ったか」 「何、落ち着いてるのよ?  追うわよ」 「ぬっ。  何故だ?」 「ケイン。  アンタ、ほンとぉ~うにぃ馬鹿なの。  ココは異世界なのよ。  情報収集しなくてどうすんのよ。  さっきの子達の2人は友好的で、3人は良識的だったじゃないの。  この世界での…」 離れて行ったから、途中で聞こえなくなった。 ってか、聞きたくねぇ。 頼むから、巻き込むなよ。 そう思いながら進む。 そして、みんなへ告げておく。 「本当は、山頂付近まで行く予定だったけど、要らない時間が掛かった。  だから、この先の山小屋兼茶屋で休憩と昼食を摂ったら下山しよう。  帰りは東ハイキングコースだ。  途中のロープウェイを使用して、一気に降りるぞ!」 そう告げる。 上手くいけば、自称勇者達を撒けるだろう。
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