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真美は時計を見て慌て始めた。
「ぁあっ!!あと1時間しかないっ!!」
「打ち合わせ場所ってここから遠いんですか?」
松元は、1時間しかないと聞き、1時間ぐらいかかる場所で打ち合わせするのか、と勘違いしていた。
「い、いぇ・・・場所はそんなに遠い所じゃないんですけど・・・あの・・・憧れの先輩というか・・・少し好意を持っている上司との打ち合わせなので・・・服装とかに時間をかけたいので・・・」
真美は言っていて少し恥ずかしくなった。
「ははっ、そうですか。それじゃあ1時間では足りないですね・・・じゃぁ俺は帰りますね・・・お邪魔のようですし・・・(笑)」
そう言って松元は立ち上がった。
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