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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━あれから15分くらいたって、真美はようやく泣き止んだ。
「落ち着きましたか?」
真美は鼻をすすりながら、松元の気遣った言葉に頷いた。
「何か・・・さっきから、迷惑かけてしまってごめんなさい・・・」
真美は顔を上げようとはしなかった。
真美が玄関前で泣き始めて、松元はどうすることも出来なくて・・・とりあえず玄関前でずっとこの状態はマズイと思ったので、真美を真美の部屋の中に入れ、肩を抱いてベッドの上に座らせたのだった。
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