227人が本棚に入れています
本棚に追加
/84ページ
そしてまた嫌な沈黙がながれた・・・
そんなとき
チャララン♪
真美の携帯が鳴った。
真美はもう音というモノに敏感になってしまっていて・・・携帯の音が鳴っただけで体が震えてしまっていた。
二人して携帯を見る。
しかし・・・真美は携帯を取ろうとはしなかった。
「携帯・・・見なくていいんですか?」
松元がそう言うと、真美は携帯に恐る恐る手を伸ばし、見た。
「あ・・・高橋さん・・・」
高橋からメールが届いていた。
約束の時間からすでに30分過ぎていた。
最初のコメントを投稿しよう!