つかの間の幸せ

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そしてまた嫌な沈黙がながれた・・・ そんなとき チャララン♪ 真美の携帯が鳴った。 真美はもう音というモノに敏感になってしまっていて・・・携帯の音が鳴っただけで体が震えてしまっていた。 二人して携帯を見る。 しかし・・・真美は携帯を取ろうとはしなかった。 「携帯・・・見なくていいんですか?」 松元がそう言うと、真美は携帯に恐る恐る手を伸ばし、見た。 「あ・・・高橋さん・・・」 高橋からメールが届いていた。 約束の時間からすでに30分過ぎていた。
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