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「誰・・・?」
真美の頭にまたよからぬ思いが浮かんだ。
「も、もしかして・・・」
携帯を持つ真美の手が震える・・・
そして・・・携帯を床に落として耳をふさいだ。
「またアイツよ!アイツに決まってる!パソコンの電源を切ったから今度は私の携帯に電話を!」
真美は耳を手で押さえながら激しく頭を揺らした。
「落ち着いて下さい!まだ、アイツからの電話だと決まったわけではないんですから!」
松元は、激しく脅えている真美を落ち着かせようとした。
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