つかの間の幸せ

23/42

227人が本棚に入れています
本棚に追加
/84ページ
「誰・・・?」 真美の頭にまたよからぬ思いが浮かんだ。 「も、もしかして・・・」 携帯を持つ真美の手が震える・・・ そして・・・携帯を床に落として耳をふさいだ。 「またアイツよ!アイツに決まってる!パソコンの電源を切ったから今度は私の携帯に電話を!」 真美は耳を手で押さえながら激しく頭を揺らした。 「落ち着いて下さい!まだ、アイツからの電話だと決まったわけではないんですから!」 松元は、激しく脅えている真美を落ち着かせようとした。
/84ページ

最初のコメントを投稿しよう!

227人が本棚に入れています
本棚に追加