つかの間の幸せ

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「あの・・・私、坂下の上司の高橋と言いますが・・・坂下をお願いできますか?」 高橋・・・ その名前に松元は聞き覚えがあった・・・ 真美が好きな人だ・・・ 「高橋さん・・・?あの、今坂下さんは電話に出られるような状態ではないので、代わりに俺が電話に出たんですけど・・・」 松元は真美の方をチラッと見た。 その言葉に真美は反応した・・・ 「高橋さん・・・?」 松元は会話を続けた。 「坂下さん・・・今日打ち合わせに行けないみたいです」
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