つかの間の幸せ

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その顔に松元はムッとなって、顔を一瞬しかめたが、すぐにもとの表情に戻し、また真美に皮肉めいた口調で言った。 「でも・・・大丈夫なんですか?その高橋っていう人を簡単に部屋入れてしまって・・・。いくら会社の上司だからといっても、所詮は男性ですし・・・俺みたいに近所の人ってわけでもないのに・・・」 「高橋さんはそんな人じゃありません!」 松元が言い終わる前に真美が大きな声でそれを止めた。
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