つかの間の幸せ

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「すみません・・・心配して言ってくれてるのに・・・でも、高橋さんは大丈夫です。信用して下さい。」 真美の確信をもった言葉に松元は納得せざるを得なかった。 「坂下さんがそこまで言うなら・・・」 それでも松元はまだ、ふにおちない顔でいた。 「あの・・・坂下さんはその高橋さんの事・・・」 ピンポ―ン♪ 松元の声はインターホンの音に消された。 その音を聞くと、真美の顔はすごく明るくなった。
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