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そして・・・松元が扉を開ける・・・
ガチャ・・・
松元の目の前にいたのは・・・
「どなたですか?」
そこにはスーツ姿が良く似合っている、松元でもカッコイイと思わざるを得ない男性が立っていた・・・
松元には・・・恐らくこの男性が高橋という人だと分かっていたが、それを認めたくなくてわざと質問していた。
「高橋と言います。あなた・・・さっきの電話の方ですか?」
(やっぱり・・・こいつが高橋か・・・)
そう思いながら松元は返事をするのを躊躇っていた。
すると、後ろから真美が高橋の方に顔をのぞかせた。
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