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「はぁ・・・ったく、もういい。・・・で?一体何があったんだ?電話であんなに震えた声で話すなんて・・・それだけ嫌な事があったんだろ?」
高橋は真美に事の説明を求めたが、それを言った途端、真美はさっきまでの表情を曇らせた。
「ん?」
高橋はその変化に気付き、そっと真美に近づいた。
そして・・・頭をポンッと 軽く叩いた。
「ゆっくりでいい・・・ゆっくりでいいから・・・ちゃんと説明してくれ。じゃないと、俺が来た意味がないだろう?」
そう言って高橋は真美を落ち着かせた。
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