短い二人の時間

13/15
前へ
/84ページ
次へ
「俺の家にしばらく住まないか?」 「・・・・・・へ?」 またしても真美は間抜けな声を出してしまった。 「あの・・・高橋さん、それは・・・どういう・・・」 真美がしどろもどろで高橋にそう言うと、高橋は握っている真美の手を引き寄せて真美を抱き締めた。 「っ・・・」 高橋がさっきよりも強く抱き締めてきたので、驚きのあまり真美の目は大きく見開かれた。
/84ページ

最初のコメントを投稿しよう!

227人が本棚に入れています
本棚に追加