1.平和

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ピピピ 小さな部屋に、携帯のアラームが煩く鳴り響く 「んー」 少年は、携帯の音に目を覚まし背伸びをし、大きな欠伸をした 高彦「はぁ~今日も学校か」 高杉高彦(タカスギタカヒコ)…高校三年生で、今年受験を控えている 「高君?早くご飯食べなさいよ」 下から高彦を呼ぶのは、高彦の母さんである 高彦「はいはい、今行く~」 高彦も急いで下に降り、ご飯を食べ始めた 高彦は、いつも学校へ早めに出かける 学校に行っても特にする事は無いが、寝る為だ 高彦「その高君っての止めろよな…俺も子供じゃないんだからよ」 そうは言うも、高彦は嬉しそうな顔をしてる 「あらあら照れちゃって…可愛いわね」 高彦「バカ、なんでそうなるんだよ!!」 母は、高彦のおでこをつつきながら喋った 高彦は、食べ終わると学校の支度をして家を出た 高彦は、特に学校が好きというわけではない…
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