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ピピピ
小さな部屋に、携帯のアラームが煩く鳴り響く
「んー」
少年は、携帯の音に目を覚まし背伸びをし、大きな欠伸をした
高彦「はぁ~今日も学校か」
高杉高彦(タカスギタカヒコ)…高校三年生で、今年受験を控えている
「高君?早くご飯食べなさいよ」
下から高彦を呼ぶのは、高彦の母さんである
高彦「はいはい、今行く~」
高彦も急いで下に降り、ご飯を食べ始めた
高彦は、いつも学校へ早めに出かける
学校に行っても特にする事は無いが、寝る為だ
高彦「その高君っての止めろよな…俺も子供じゃないんだからよ」
そうは言うも、高彦は嬉しそうな顔をしてる
「あらあら照れちゃって…可愛いわね」
高彦「バカ、なんでそうなるんだよ!!」
母は、高彦のおでこをつつきながら喋った
高彦は、食べ終わると学校の支度をして家を出た
高彦は、特に学校が好きというわけではない…
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