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履きなれない、ヒールのある靴。
ヒールは低めなんだけれど、いつも運動靴の私には、それでも歩き方がゆっくりになってしまう。
鷹也はそんな私の歩みにあわせて、ゆっくり歩いてくれる。
こういうところも好きだなー。
うぅ、私ばかり好きになっていくよー。
エントランスにおりると、そこには一台のタクシーが待っていた。
促されるまま、タクシーに乗る。
けれど、頭にはクエッションマークが飛びまくっていて、そのまま疑問の視線を向けてみる。
でも、鷹也は疑問を笑顔で応えただけ。
いったいどこ行くの?
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