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  目の前にあるのは桜色のワンピースというか、ドレス? 髪飾りにって、可愛いかんざしもあって。 ドレスと同じ桜色の靴があって。             気持ちが通じ合って、はじめての鷹也の休日。 どうしてもって言われて、いつもよりも早くに鷹也のマンションに行った。   扉を開けると、そこには柔らかな笑顔があって、心臓がはねる。 緊張と言うか期待と言うか、とにもかくにも……   鷹也が好きだなー。   って、想いつつ部屋に入ったまではいいのだけれど。  
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