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  「この箱どうしたの?」   リビングのど真ん中に箱や紙袋が置いてあった。 開封された形跡がなくて、それが余計に気になった。   「開けてみて」   鷹也のはずむ声に疑問に思いつつ、開けてみたら……     出てきたものはドレスに髪飾りに靴。   きれーで、可愛い! でも、高そう。   どれも高級そうで、持つ手に緊張が走る。     「あの、これ……誰かに贈り物?私開けちゃっていいの?」   「いいんだよ。だって、これ桃葉に贈り物だから」   「えっ?」  
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