第3章 花園

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こんな、五月蝿い花なら、本気で要らない。 そう思うんだけど、彼女たち?に、流石に本音は言えずに、何とか穏便に済ませれるよう、頭の中で、言い訳を考えるしかない。             その間も、花達は、自分の良い所を、アピールし続けていた。 しかし、誰かが、他の花達の揚げ足を取ると、それにより、悪口が多発し、大喧嘩が勃発する。     花達は、自分の枝や葉を揺らし、罵りながら、他の花や茎を、お互いべしべしと叩きあう。         「どうしよう。あたし、どおしたらいい?」   どうしたら、収める事が出来るのか、解らなくて、いつの間にか、あたしの隣に立つジャバーウオックに助けを求めてみる。      
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