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【薬売り】
謎の行商人。本名・年齢・素性などは不明。本人曰く「ただの薬売り」。
灰色の長い髪を紫の頭巾でまとめ上げており、後ろの髪は綺麗に収まっている。青い眼を持ち、赤い隈取のような化粧をしている。口元に紫の紅付けているが、口角を上げて付けているため笑っているように見える。浅葱の生地に奇抜な模様が描かれた着物を纏い、高下駄を鳴らして歩く。背中には目玉の模様が描かれた木箱を背負っている。
本人は自分を「人間だ」というが、耳が長く尖っている、犬歯が牙のように尖っている等明らかに異質。
共に旅をしている巫女を自分の妹だと言うものの、本当に兄妹なのかも不明。彼女を「鴉」と呼び、彼女からは「兄様」と呼ばれている。
モノノ怪を斬る退魔の剣を携えている。他にも結界の要や障壁にもなる御札や、モノノ怪との霊的な距離を測る天秤等、不思議な道具を持ち歩いている。
【退魔の剣】
薬売りが携えている、モノノ怪を斬るための剣。
獅子の頭の装飾に、青い紐に着けられた鈴。剣全体には宝石があしらわれている。
この剣でモノノ怪を斬るには、モノノ怪の「形」「真(マコト)」「理(コトワリ)」の三つを見極めなければならず、三つ揃わなければ剣は抜けない。
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